たつみの自習室

2013年6月22日 土曜日

就業規則 健康診断

こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。

労働安全衛生法では、年に1回の定期健康診断や新入社員を雇い入れた時の健康診断などについて、会社にその実施と記録保存の義務を課しており、社員の側にも受診を義務付けています。

その義務を果たさない場合、会社には50万円以下の罰金が科せられます(受診しない社員に対して罰則はありません)。

ですから、会社としてはきちんと義務を果たしていることを証明できる状態を作っておくことが重要です。

そこで、就業規則に、従業員は健康診断を受けなければならないことと、受診の義務を果たさない場合には懲戒処分の対象にするという規定をセットで載せます。

ただ、懲戒といっても、面倒だから受診しないというような人に対して適正な受診を促すための教育的施策だという理解でいてください。

しかし実際には、いろいろな理由をつけて健康診断を受けない社員も多いと思います。

会社としては、まず口頭で受診するように促し、それでも従わなければ懲戒という手順になりますが、経緯は全て記録しておきましょう。

本人の健康に関する情報はプライバシーの問題でもありますから、会社に知られたくないという理由で受診を拒否する社員に対しては、守秘義務を守ることを十分に説明して理解を得るといった丁寧な進め方をしていかないといけないでしょうね。


投稿者 たつみ社会保険労務士事務所 水本智

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