たつみの自習室

2013年6月22日 土曜日

就業規則 表彰

こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。

表彰規定は、会社としてはこのような人物を高く評価しますということを事前に示しておくものです。

就業規則は従業員を管理して経営のリスクを回避する機能を求めて作られていますから、内容の大半は権利や義務の規定とか手続きについてです。

でも、せっかく全従業員に読んでもらうことになっているものなのですから、「会社はこういうことをする従業員を求めている」「こういう従業員なら表彰ものだ」という会社の考えを伝えて、褒めてあげる場を用意するのはとてもよいことだと思います。

よく表彰の対象として挙げられるのは、永年勤続や事業の発展に貢献したときといったものが多いと思いますが、少々形骸化しがちになってはいないでしょうか。

もちろん、それはそれで価値のある表彰事項だと思いますが、私はそのほかに、何か身近なところで褒められるべき従業員の姿を表彰の形で制度化してあげたら、従業員もそれに向かって頑張れるのではないかなと思っています。

例えば、入社2年以内の従業員に対象を限定して内容のよい改善提案をしたとか、取引先からの推薦で表彰の提案があったとか、地域社会に貢献する活動を継続しているとか、無事故・無遅刻・無欠勤を1000日達成したとか、派手な貢献者から縁の下の力持ちまでいろいろ考えられると思います。

人事評価制度ともリンクしてくる部分があると思いますので、ただの思いつきでばらまくのではなく、対象者、対象行為、将来にわたって実施できるかといった点を検証して、従業員の成長の糧にしてほしいと思います。

実務上の注意点としては、副賞としての現金や商品券、記念品には課税される場合があるので確認しておくとよいでしょう。


投稿者 たつみ社会保険労務士事務所 水本智

たつみ社会保険労務士事務所03-6317-8365