たつみの自習室

2013年7月22日 月曜日

安全衛生 喫煙は経営リスク

こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。

日本は「たばこ規制枠組条約」を批准し、国家的に脱たばこ化に迫られています。

企業がそれに乗っかって脱たばこ化に積極的な理由は何なのでしょうか。それは次のようなことが考えられます。

①企業イメージ

近隣住民やお客様が社員の喫煙を嫌がることが多くなりました。喫煙者は正に煙たい存在になってきています。喫煙するその姿が見苦しいとか、煙くさいとか、不健康そうだとか、マイナスイメージが喫煙者個人に向けられるというより、会社のブランドや商品のイメージに結びついてしまう世の中になっていると思います。

②分煙にかかるコスト

社内でたばこが自由に吸えるところは今どきなかなかありません。では喫煙室を作って分煙化を進めましょうかという話になったら、そのスペース確保や空気清浄器の導入、維持などでお金がかかります。喫煙の自由と権利を守るためにそんなコストをかける会社は少なくなっています。

③火災の危険

オフィスビルの火災の原因はたばこの火の不始末がトップです。

④生産性の低下

「ちょっと、たばこ吸ってきていいっすか」と言って離席する人がいます。離席している間は業務が進みません。競争の激しい企業社会で、喫煙のための離席による時間ロスはもう大目に見てあげるわけにはいかなくなっています。

ということで、最近は「所定労働時間内禁煙」を取り入れている会社があります。

これは所定労働時間内は職場でも職場外でも禁煙にする社内規定です。

全社禁煙ルールを実現するには時間がかかると思いますが、「喫煙習慣はニコチン依存という病気だ」という認識に立ち、その治療について非喫煙者も応援する気持ちで、全社的に取り組んでいければいいかもしれませんね。


投稿者 たつみ社会保険労務士事務所 水本智

たつみ社会保険労務士事務所03-6317-8365