たつみの自習室

2013年7月24日 水曜日

労働組合 団体交渉

こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。

退職した元社員が、後日、労働組合に姿を変えて団体交渉を求めて会社に乗り込んで来たといった話を聞くことがあります。

頭数を揃えて押しかけられると、なんとなく怖い感じがしますが、こういう行動をとる労働組合は言葉遣いが荒いわけでもなく、暴力的な態度をとるわけでもありません。

使用者として法律上やらなければならないことは、話し合いのテーブルにつくこと、これだけです。

下手に拒否したり無視したりすると、それは不当労働行為になりますから、こじれて裁判になったときに不利になります。

労組としては、使用者側が団体交渉に後ろ向きな姿勢を見せてくれた方が最終的に優位に立てることが分かっているので、わざと圧力をかけてくるのです。

一番いいのは、さっさと交渉の場を作って会社としての主張を理路整然と述べることです。

団体交渉の場で、「こういう理由で要求には応じられない」「こういう理由で解雇は有効だ」と説明すれば、使用者としての法的な義務は果たしたことになり、労組としては騒ぎようがないのです。

もちろん、その主張に無理があればそこを突かれることになるでしょうが、それは別の話です。

少なくとも団体交渉を嫌がるといいことは一つもないので、とにかく、逃げないことです。

あとは経済的なダメージが最小になるように、誠意をもって冷静に交渉し、短期間でお引き取りいただけるように努力することが大事だと思います。


投稿者 たつみ社会保険労務士事務所 水本智

たつみ社会保険労務士事務所03-6317-8365