たつみの自習室

2013年7月25日 木曜日

退職 雇止め

こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。

「雇止め」について少しお話ししたいと思います。

厚生労働省は平成15年10月に「有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準」という告示を出しています。

これによると、使用者は、次の場合に、少なくともその労働契約期間の満了日の30日前までに雇止めの予告をしなければならないとされています。

① 労働契約を3回以上更新して継続勤務している人

または、

② 雇入れの日から1年を超えて継続勤務している人

ただし、初めからその有期労働契約を更新しないとはっきり伝えていれば、雇止めの予告は不要です。

ですから、「クビだ」「辞めない」のトラブルを起こさないためには、会社の経営状況や業務量の予測を正しく反映した人員計画を立て、労働契約を終了する人と更新する人の手続きを厳正に行うことが重要です。

次の更新が最後だということがはっきりしている人に対しては、その更新の時、労働契約書に「今回の更新をもって最終とし、平成〇年〇月〇日をもって甲(会社)・乙(従業員)間の本契約は終了する。乙はこれを承諾する。」といった文言を入れて契約を交わすことです。これが一番無難です。

これによって労働契約は平成〇年〇月〇日をもって合意に基づいて終了し、乙は自動的に退職となります。雇止めの予告は必要ありません。

配慮したいのは、最終更新になるパートタイマーさんに対する説明でしょう。

誠意をもって説明し理解を得ることで、最後の契約期間もしっかりと働いてくれることと思います。


投稿者 たつみ社会保険労務士事務所 水本智

たつみ社会保険労務士事務所03-6317-8365