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コラム

雇用保険の加入要件とダブルワークでの雇用保険加入

雇用保険は、雇用されている人が入る国の保険です。雇用されるとは、会社などに入って働いてお金をもらう立場になることですが、雇用されている人が全て雇用保険に入るかというとそうではありません。

 

雇用保険に入る要件というのが2つあって、これを両方とも満たしている人が雇用保険に入ります。要件の一つは、週20時間以上勤務すること。二つ目は、31日以上の雇用の見込みがあることです。実際、週によって勤務時間が週20時間を超えたり超えなかったりする微妙な人もいるでしょうし、今月だけの30日間の有期雇用契約という人もいると思いますが、雇用契約書に書いてあることを基準にして入るか入らないかを判断することができます。

 

雇用契約上の所定労働時間が1週間当たり何時間になるか、また、雇用契約が更新される可能性があるかを見ます。例えば、月曜から金曜まで1日4時間でも、火曜・木曜が7時間で土曜が6時間でも週20時間になりますし、雇用期間が30日間の有期雇用契約でも更新の有無の欄の「有」に〇がついていれば31日以上雇用の見込みがあることになります。もちろん、更新の有無が「無」の雇用契約でも契約期間が初めから31日以上あれば要件を満たしていることになります。

 

さて、最近は複業とか兼業とかダブルワークとか言って、2つ以上の仕事を掛け持ちしている人が増えています。2か所で雇用され、いずれの職場でも雇用保険に入る要件を満たしている場合、両方で雇用保険に入るでしょうか。答えはノーです。雇用保険はどちらか1か所でのみ入ります。どちらに入るかといえば、メインの方に入ります。何をもってメインとするかはあまり厳密に考えなくてよいと思います。労働時間の長い方とか、賃金が高い方とか、基準になりそうな項目はありますが、古くから入っている方にそのまま入っているのでもいいと思います。ただ、メインの方の会社を辞めたり、辞めなくても要件を満たさない働き方に変わって雇用保険から抜ける場合には、メインではなかった方で新たに雇用保険に入ることになりますから、そちらの会社に事情を伝えて手続きしてもらう必要があります。

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