大阪府内の衣料メーカーの30歳代の元社員がうつ病になったのは、配置転換や退職強要など職場でのストレスが原因だったとして、大阪労働局の労働者災害補償保険審査官が泉大津労働基準監督署の処分を取り消し、労災と認める逆転の決定をしたことが1月25日に支援団体の関西労働者安全センターへの取材で分かりました。取消は昨年12月3日付で元社員は改めて労災認定されました。 関西労働者安全センターによると、元社...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。 法律上、労働時間というのは、労働者が使用者の指揮監督下に置かれている状態の全ての時間をいいます。 それは、会社として〇〇の作業をせよという指示があってもなくても、指揮監督下から完全に解放されていなければ労働時間として扱われます。 「指示がなくても」というのが注意点です。 習慣的に、誰も何も言わなくても、そうすること...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。 労働時間の原則は1週40時間、1日8時間ですが、一定の規模、業種については特例的に1週44時間、1日8時間となっています。 まず、規模として、常時10人未満の労働者を使用している事業であることです。 その上で、次の業種が対象になっています。 ①商業小売り、卸売り、倉庫、理美容、駐車場、不動産管理、出版などの事業です。 ②映画...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。 労働時間の原則は、労働基準法に定められていて、1週間に40時間、1週間の各日については8時間を超えて労働させてはならないということになっています。 昔は、1日の上限を8時間とし、週1日の休みをとって、1週間に48時間という計算でした。 つまり、1日の労働時間を制限することが重要だったわけです。 今はというと、1週間単位の規制にな...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。 死亡災害は数十年前に比べると大幅に減少してはいるものの、依然として年間1000人を超える人が労働災害で亡くなっています。 その3割近くを「墜落・転落」が占め、15%を「挟まれ・巻き込まれ」が占めています。 墜落・転落災害は半数以上が建設業で、挟まれ・巻き込まれ災害は4割近くが製造業で発生しており、これらの災害は死亡という最悪の...
