こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。派遣で働いている人は派遣元と労働契約を結んで働いています。だから給料も派遣元から支給されますし、有給休暇も派遣元に申請して取得します。でも働く場所は、所属の派遣会社の社内ではなく、どこかにある派遣先の会社で、そこの人から指示や命令を受けて業務をこなしていきます。さて、使用者が労働者に時間外労働(残業)をさせるには事前に労働者側と36協...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。いわゆる労災保険は、労働者災害補償保険法という法律に基づいた国の保険で、労働者を使用する事業を適用事業としています。つまり、正社員はもちろんのこと、パートであろうと日雇いであろうと労働者であって、その労働者を一人でも雇っていれば事業主に加入義務が生じます。個人事業であろうと法人であろうと関係ありません。ところが、パートタイマーやアル...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。例えば、販売データの入力作業は出勤してもらわなくてもできる業務なので、パートタイマーの従業員に自宅でやってもらうことにしました。労働時間の管理が難しいので業務委託(請負)の形でお願いしています。これは問題ないでしょうか。労働の実態をもっと詳しく聞かないと問題点の指摘はできませんが、まずい部分があるかもしれないという感じがします。なぜ...
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。派遣元のお客さんである派遣先が1社だけで、派遣社員をそこにばかり派遣するのを「専ら派遣」といいます。これは労働者派遣法で禁止されています。こういう派遣元は、派遣先にとって第二人事部みたいなもので、派遣先の人件費抑制のための隠れ蓑になっている可能性も考えられます。そもそも派遣という形態は、正社員がいない間の代替要員を確保することが趣旨で...
非正規雇用 有期雇用契約の繰り返しは無期と同じです
こんにちは。江東区のたつみ社会保険労務士事務所代表、水本です。一般的に、個人と個人が約束を交わすことは自由のはずです。当人同士がそれでいいと言うなら、それで決まりですね。雇用契約も私企業と個人との約束ですから、同じように考えてよいのではないでしょうか。予め期間を定めた雇用契約について、その期間が満了したときには、当事者同士で合意して更新しない限り、その時点で契約は終了ということでよさそうなもの...